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非常用発電機の負荷試験未実施率

非常用発電機は、通常は動かさないため、定期的な点検を行い、いざというときに動くことを確認することが重要です。
東日本大震災の時の非常用発電機の不具合は、始動不良と異常停止の2種類のトラブルがありました。震度6強地域におけるトラブルの原因の割合は次のようになっていました。

そこで、消防法では、1年に1度の総合点検時に、「定格回転速度及び定格出力の30%の負荷で必要な時間連続運転を実施すること」と定め、負荷運転を義務付けてきました。

しかし、アステックスが独自に自治体へ情報公開請求した点検実態の調査によると、ある市の2016年度の非常電源(自家発電設備)点検票では、実に89%が「30%以上の負荷運転」を未実施なことが分かったそうです。

その非常用発電機、いざという時に動きますか?

当社では、防災面からも、事業の安全面からも非常用発電機の「点検」「部品交換」「リニューアル計画の策定」をおすすめします。